コレクションの商業利用について ( ..)φ


mixi日記2009-0223より)

>MLA(博物館・美術館・図書館・文書館)の、コレクションの商業利用を認めなければならない。
やまもも書斎記 ARGカフェ(02)商業利用の是非をめぐって ― 2009-02-22
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2009/02/22/4135248

ああ、ああ、ああ!

(こないだも、どこぞから 消してくれ!と怒鳴られたばかり)
(そっちは 公開していいかどうか 微妙なので、以下は別の個人的体験)



PD-oldの すばらしい新聞錦絵コレクションがWEB上にあるのです。W大とT大。明治の錦絵なので、とっくにPD-oldに間違いないはずなのです。なのに、「掲載画像の無断使用を禁じます」とかなんとか、釘をさしてあるのです。

新聞錦絵の記事を書いたとき、4,5枚でもいいから、公開されているアーカイヴからウィキメディア・コモンズにアップロードして、ウィキペディア日本語版の記事に貼りたくてしかたがありませんでした。絵の場合は、百聞は一見にしかずですからね。

大学に許諾を求めたら、商用利用もOKのところにはわたせません、御遠慮ください、と言われたかもしれません。でも、もしかしたら、もしかしたら、ご快諾いただけたかもしれません。

結局、許諾の問い合わせはしませんでした。WEB上に公開されている、古い画像の再利用を、どんな権利があって制限できるのか、と思うと、許諾を求めることにすら、疑問を感じずにはいられなかったのです。特に、税金でまかなわれたであろう国立大学のアーカイヴの場合はなおのこと。

もし断られてあきらめたら、それは、先方の「利用を排除する権利」を認めることになりはしないかと。かといって、個人的には、憎まれてまでもってきたいとは思わない・・・。勝手に使われるのが嫌さにオンライン公開を控える方向に向かったら、何もならない、とも思いますし。

ええ、もちろん、大学に限らず、美術館も、博物館も、政府機関も日本は**です。アーカイヴでお金を稼がないとやっていけないという台所事情があるのかもしれません。個人に寄託されている美術品だから勝手に持ち出されては困る、という事情だってあるでしょう。

でも、でも、WEB上に公開しておいて、著作権を持っていないものに権利主張するとは、なんて、なんて(以下自粛